【世界卓球】地元・韓国女子、大歓声浴びるも中国に0-3で敗れる
◇世界卓球2024(団体戦) 2月16~25日 韓国・釜山 2月22日 ●女子第2ステージ・準々決勝 〈中国 3-0 韓国〉 ◯孫穎莎 1、5、1 李ジオン ◯陳夢 5、7、9 田志希 ◯王芸迪 5、3、10 申裕斌 女子第2ステージ・準々決勝、香港に続くベスト4進出チームはまず中国。 メインアリーナのテーブル1で行われた「韓中決戦」、韓国はこれまで2点起用の申裕斌を3番に下げ、世界ランキング44位の李ジオンを起用したが、トップで世界女王・孫穎莎に完膚なきまでに打ちのめされた。バック対バック、そこから回り込んでのフォアハンド、孫穎莎はやりたい放題のプレーで李を圧倒。李が1点獲るだけで観客から歓声があがるほどだった。 2番の陳夢対田志希も、1・2ゲーム目とも陳夢のロングサービスと懐の深い守備に、田志希が失点を重ねて突き放される展開。3ゲーム目は出足で3-0とリードした田志希がリードを保ち、9-8とゲーム奪取まで2点に迫ったが、ここで勝負をかけた3球目強打を陳夢に跳ね返され、万事休す。11-9で陳夢が締めた。
3番の申裕斌でなんとか1点をもぎ取りたい韓国だが、序盤でフォアを突いてきた王芸迪に対し、申裕斌は得意のバック対バックでもなかなか優位に立てず。ゲームカウント0-2の3ゲーム目、0-4から7-7と追いつき、10-9でゲームポイントを握ったが、ここでも王芸迪がライジングのフォアフリック強打などスーパープレーを見せ、3点連取で12-10と逆転して勝利した。