366日、佐賀の情報が満載!郷土への“愛着や誇り”を育む〈佐賀日めくりカレンダー〉で2024年を迎えて
コロカルニュース
■佐賀県発!毎日めくって楽しめる県民必見のカレンダー 〈佐賀日めくりカレンダー〉をご存知ですか? 【写真で見る】2024年は閏年なので366ページ+巻末おまけつき。毎日1ページずつ読み進める一冊の本のよう。 佐賀県が発行する日めくりカレンダーで、すべてのページに佐賀にまつわる情報が掲載されています。佐賀のことをより深く知ることができる県民クイズや豆知識など、さまざまな読み物に加えてイラストも豊富!1年間に「佐賀」がたっぷり詰まった〈佐賀日めくりカレンダー2024〉をご紹介します。 そもそもの始まりは、佐賀県が「佐賀に生まれ育つ若い世代に、郷土である佐賀に愛着や誇りを持ってほしい」という思いのもとで、2017年にさが創生推進課でプロジェクトが立ち上がったといいます。 “どうすれば佐賀を好きになってもらえるか?” さが創生推進課の宮﨑咲江さんは、「若い世代に佐賀のことを知ってもらい、好きになってもらうことを目的に、佐賀日めくりカレンダーを制作しています。子どもたちに興味を持ってもらえるように、県民にも意外と知られていない佐賀のネタを入れたり、情報がひと目で入ってくるようなデザインの工夫をしたり、若い世代にもしっかり読んでもらえることを大事にしています」と話します。 なんと、佐賀日めくりカレンダーは佐賀県内のすべての中学校・高校に配布され使用されているのだそう。 宮﨑さんが以前訪れた高校では、教室の壁に掛けられた日めくりカレンダーが話の種になっていたようで、「生徒同士がお互いの出身地や住んでいる地域について語るきっかけになっている」といった担任の先生の話や、「カレンダーの中から地元のネタを探すのが楽しい」「誇れる伝統行事が地元にあってうれしい」という生徒の声があったといいます。 その佐賀日めくりカレンダーには、全ページに「今日はなんの日?」として、過去の同じ日に起こった佐賀に関するできごとが掲載されています。 さらに「豆知識」「KENMIN QUIZ」「今日の佐賀弁」のほか、佐賀の偉人や歴史、名所、祭りなどの伝統行事、2024年10月に佐賀県で開催される〈SAGA2024国スポ・全障スポ〉 にまつわるニュースも。そのような読みものコンテンツが11種類もあるので、1年を通して読み応えがありそうです。 日常で見たり聞いたりしたエピソードは何気なく頭に残っているもの。一度忘れてしまっても、学校という身近な場所でカレンダーに触れることで自然に知識が身に付いていくことでしょう。 そして読みものだけでなく掲載されているイラストにも注目です! 佐賀の地域資源をモチーフにしたイラストを毎年公募しており、今回は約660点の原画が集まり、その中から過去最多の214点が採用されたのだそう。 日めくりカレンダーは月間カレンダーと違い多くの作業が必要となります。応募者のイラストをデータ化し、一枚一枚丁寧に加工・レイアウトを行うといった地道な工程を経ているのだとか。ページごとに異なるフォントとイラストがバランスよく構成されているのがわかりますね。 こだわりが詰まった佐賀日めくりカレンダー。情報たっぷりでイラストもかわいい、毎日使うのに飽きのこないデザインがうれしいですね。 「県外に住んでいる佐賀県出身の方から『毎年佐賀日めくりカレンダーを買うのを楽しみにしています』と直接お電話をいただくことも。毎日めくることで佐賀を懐かしく思い出したり、毎年更新されるトピックから“新たな佐賀”を発見していただけるとうれしいです」(宮﨑さん)