宇野昌磨さん、現役引退で特別強化選手外れる 日本連盟理事会で報告 今後はプロで活動
日本スケート連盟は22日、都内で理事会を行い、フィギュアスケート男子で、22、23年世界選手権金メダルの宇野昌磨さんが現役引退し、特別強化選手から外れたことを報告した。 宇野さんは、9日に自身のSNSで引退を表明。21年間の競技生活に終止符を打った。14日には記者会見し「まさか僕がこういう選手になれると思っていなかった。フィギュアスケートと出会えて、感謝とともに驚きのことばかり。テレビで見てた五輪で、良い成績を残せると思ってなかった。世界選手権で優勝する選手になると3、4年前まで思っていなかった。フィギュアとの出会いは感慨深い。本当に僕は幸せだった」などと思いを語った。今後はプロスケーターとして活動していく。 五輪では個人で銀と銅のメダルを獲得し、世界選手権では22、23年と日本男子初の連覇を達成。GPファイナルも22年に初優勝し、五輪を除く全ての主要国際大会を制覇。史上初の4回転フリップ成功者にもなった。日本男子フィギュア界をけん引し、輝かしい結果を残し続けてきた。
報知新聞社