久光スプリングスへのSVライセンス交付承認 参入チーム決定は4月中旬【Vリーグ女子】
バレーボールVリーグ女子1部(V1)の久光スプリングスは21日、2024~25年シーズンに発足する新リーグ「SVリーグ」加盟に必要なSVライセンスの交付が承認されたことを発表した。23年11月末に申請していた同ライセンスについて、Vリーグを運営するジャパンバレーボールリーグ(JVL)がこの日開催した理事会で決議した結果を受けたもの。 ■バレーボール教室でさわやかな笑顔を見せる新鍋理沙さん JVLでは現行のVリーグを再編し、チームの事業や組織面の強化を進めるとともに、世界最高峰のリーグを目指してトップカテゴリーの「SVリーグ」を新設する。現在継続審議中のチームもあり、正式な参入チームは4月17日にJVLから発表される予定。 久光は23年、練習拠点を神戸市からチーム発祥の地である佐賀県鳥栖市に移した。同年10月に佐賀市のSAGAアリーナで行われた23~24年シーズンの開幕戦では約8400人収容の同アリーナに7372人を集客。これは現行制度となった18~19年シーズン以降の女子では最多の観客動員数だった。 チームを運営する「SAGA久光スプリングス」の広報担当者は「私たちは『SAGAから世界へ』のスローガンを掲げ、世界に通じるチームづくりを行っており、世界最高峰のリーグ実現に向けて、これからもリーグ、ファンの皆さまと思いを共有して、前へ進んでまいりたいと考えております」と説明した。
西日本新聞社