ドジャース・大谷 三塁コーチと「デコピンハイタッチ」 キツネじゃなかった!恒例ルーティン
◇インターリーグ ドジャース12-2ブルージェイズ(2024年4月26日 トロント) 【記者フリートーク】今季のドジャース・大谷は本塁打を打って三塁を回る際、右手でキツネをつくるように指を曲げてから、ディノ・イブル三塁ベースコーチとハイタッチを交わすのが恒例になっている。 昨季までは見せなかったこの指の形は何を意味するのか。24日に尋ねると、イブル・コーチは「私にも分からない。翔平に聞いておくよ」。すると翌日には約束通りに答えを持ち帰ってくれた。 「デコピンだそうだ!」 なるほど、指を曲げてはじくような動作はまさにデコピン。米国にはない文化で、大谷は外国人には愛犬の名を「デコイ」と紹介しており、イブル・コーチは完全には理解していなかったようだが、説明したら合点がいった様子だった。 18年まで古巣エンゼルスでもコーチを務めた同コーチとの息もぴったり。絶好調の大谷は今後、デコピン・ハイタッチをもっと見せてくれそうな予感がする。(大リーグ担当・杉浦大介通信員)