ザンダー・シャウフェレが悲願のメジャー初制覇 久常涼18位 松山英樹35位
◇メジャー第2戦◇全米プロゴルフ選手権 最終日(19日)◇バルハラGC(ケンタッキー州)◇7609yd(パー71) 【画像】松山と久常が最終日に一緒にプレー 世界ランキング3位のザンダー・シャウフェレが悲願のメジャー初制覇を遂げた。トップタイから出て7バーディ、1ボギーの「65」で大会記録の通算21アンダーまで伸ばして逃げ切り、初日から首位の座を守る完全優勝で決めた。22年「スコットランドオープン」以来のPGAツアー8勝目。 メジャー出場は28試合目の30歳。2021年「東京五輪」の金メダルを獲得するなどトップ選手として活躍するも、メジャータイトルには届きそうで届いていなかった。大会最少ストロークも「263」に更新した。 LIVゴルフでプレーするブライソン・デシャンボーが20アンダー2位。昨季PGAツアー年間王者のビクトル・ホブラン(ノルウェー)が18アンダー3位。 シャウフェレと並ぶ首位スタートで最終組を回ったコリン・モリカワはトーマス・デトリー(ベルギー)と並び15アンダー4位。シェーン・ローリー(アイルランド)、ジャスティン・ローズ(イングランド)が14アンダー6位だった。
世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー、大会2勝のジャスティン・トーマスらが13アンダー8位。同じバルハラGC開催だった2014年大会優勝のロリー・マキロイ(北アイルランド)は12アンダー12位。 大会初出場、4月「マスターズ」に続くキャリア2度目のメジャーだった久常涼は5バーディ、1ボギーの「67」をマーク。通算11アンダー18位に食い込んだ。 前年覇者のブルックス・ケプカは9アンダー26位。久常と2サム同組でのプレーだった松山英樹は4バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「71」。8アンダー35位で12度目の全米プロを終えた。