ホールジー、ブリトニー・スピアーズをサンプリングすることに“本当に緊張していた”と語る
ホールジーが、ブリトニー・スピアーズの「Lucky」をサンプリングする過程が驚くほどスムーズだったため、このまますべてが順調に進むのか心配してしまったと明かした。 現地時間8月1日に放送された英ラジオ番組『Capital Breakfast』とのインタビューで、ホールジーはポップ界のプリンセス、ブリトニー・スピアーズの2000年のヒット曲を大々的に取り入れた新曲が先週リリースされたことに触れた。ホールジーは、スピアーズのカタログから象徴的な名曲をフィーチャーすることについて、以前明かしたように、スピアーズ本人からの許可は最初から得ていたものの、“本当に緊張していた”と振り返った。「この曲を作っている際に、“どうして今まで誰もこれをやらなかったんだろう? 本当に誰もこれをやらなかったの? これが今までやられてこなかった理由があるのかな?”と考えていたのを覚えています」と語った。 「この曲が大好きだけど、過去に大々的にサンプリングされていないのには理由があって失望させられるのではないのだろうかと不安になりました。だから、本当に緊張していました。でも最終的に、ブリトニーと、この曲のオリジナル・バージョンに関わっていたマックス・マーティンから許可をもらい、2人が協力してくれることになりましたが、毎日の作業の中で誰かが“冗談だよ、もうこれ以上前に進めないよ”と言うのを待っているような気持ちでした」とアバウト・フェイス・ビューティーの創設者であるホールジーは続けた。 ホールジーの「Lucky」のリリースは無事に行われたが、ジア・コッポラが監督した同曲のミュージック・ビデオには少し異なる経緯があった。MVが公開された後、スピアーズのXに、「心のない、関心のない表面的なポップスター」として描かれたことに対し、「嫌がらせを受け、侵害され、いじめられた」と感じたという声明が掲載された。また、スピアーズがホールジーに対して法的措置を取る予定であるとも綴られていた。 同日に、スピアーズはその投稿を削除し、「フェイク・ニュース!!! あれを投稿したのは私じゃないです!!! ホールジーを愛しているから削除したのです!!!」とポストした。それに対してホールジーは、「私もブリトニーを愛してる!!!! これからもずっと愛し続ける……私に初めてインスピレーションを感じさせてくれた人はあなたで、今も毎日インスパイアされ続けています」と反応した。 ホールジーは『Capital Breakfast』とのインタビューでこの件に言及しなかったが、「本当に感慨深いものでした。私の魂の中には、祖父母のためにリビングルームでブリトニー・スピアーズの曲をパフォーマンスしていた6歳の女の子がいます。もちろん、この曲は素晴らしい思い出となっていて、特にすでに完璧な楽曲であるため、このように再構築することができて光栄です」とスピアーズへの愛情を再確認した。