「東北の冬は色のない世界になってしまうので彩りを添えたもので温まってほしい」植物を主役にしたクリスマス雑貨 岩手・滝沢市
IBC岩手放送
11月に入って街にはクリスマスグッズが並び始めましたね。 そんな中、滝沢市で作られている植物を主役にしたクリスマス用の雑貨を取材しました。 【写真を見る】「東北の冬は色のない世界になってしまうので彩りを添えたもので温まってほしい」植物を主役にしたクリスマス雑貨 岩手・滝沢市 6日盛岡市菜園のカワトク1階で始まった展示販売会です。 滝沢市のサロン「コリーヌドゥガブリエル」で作られた作品が並んでいます。 制作しているのはサロンの代表で、さまざまな店のディスプレーやフラワーデザインを手掛ける金森直子さんです。 サロンや自宅の庭などで育てた花などの植物を美しい姿のまま閉じ込めたボタニカルキャンドルやフラワーテーブルが全国から注目を集めています。 展示の中には、クリスマス向けの商品も…。 コリーヌドゥガブリエルでは、毎年12月が近づくと金森さんが自作のキャンドルや草花を使ってサロンをクリスマスの飾りつけで彩ります。 (コリーヌドゥガブリエル 金森直子さん) 「辺り一面が真っ白になって。でもお部屋の中は暖炉があったり、クリスマスリースやツリーで色を添えてくれるのでクリスマスは季節の中で一番好きなんです」 2024年初めて制作したという小さなクリスマスツリーの壁掛けは、シダーと呼ばれる針葉樹の葉を3種類使っています。 緑の濃さが微妙に違うため立体感が生まれます。 プリザーブド加工されていておよそ5年間この鮮やかな色を楽しめるそうです。 クリスマスといえば玄関ドアなどに飾るリースが欠かせません。 金森さんのリースは、盛岡市下田のハス園で採れたハスの実の部分をドライフラワーにして飾り付けます。 土台全体を植物で覆わずに一部を残すデザインもポイントです。 ここで、金森さんから一つ提案が…。 (金森直子さん) 「100円ショップとかそういう所で売ってますので、こういうピックを買ってもらって…」 リボンを変えて和風の飾りを加えたらお正月飾りにアレンジ! クリスマスだけでなく年末年始も飾れます。 (金森直子さん) 「東北の冬って色のない世界になってしまうので少しでも彩りを添えたもので温まってほしいなというのが私のコンセプトにありまして。グッズを少しずつそろえることによって去年とは違ったクリスマスをご提案できると思います」
素敵な飾りで心温まるクリスマスを。 ときめくアイテムでおうちの中を彩ってみてはいかがでしょうか? カワトクで開催されているコリーヌドゥガブリエル2024オータムウィンターコレクションは11月12日まで開催されています。
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