関西の週末天気 広く夏空・猛暑に 山や川のレジャーは天気の急変に注意 海は高波も
関西では、今日25日(木)も局地的に雷雲が発達しています。今夜9時ごろまでは突然の激しい雨や落雷、突風に注意をしてください。週末にかけては、晴れる所が多くなり、急な雷雨となる場所は限られてきそうです。ただ、山や川のレジャーを予定されている方は、天気の急変に注意が必要です。また、太平洋沿岸では高波にも注意をしてください。
明日26日(金)~28日(日)は広く夏空 天気の急変は山沿い中心に
明日26日(金)以降は、太平洋高気圧の西への張り出しが次第に強まるでしょう。関西では、ここ数日は北部や中部を中心に雷雨に見舞われた所が多くなりましたが、週末にかけて、急な雷雨となる場所は山沿い中心に限られてきそうです。 晴れる所が多く、日中は強い日差しが照り付けるでしょう。最高気温35℃以上の猛暑日になる所が増え、27日(土)と28日(日)は、京都など内陸部で37℃くらいまで上がる見込みです。熱中症に厳重に警戒をしてください。
山や川のレジャーは天気の急変に注意 海では高波の恐れも
夏休みで山や川、海へお出かけを予定されている方も多いかと思います。以下のことに注意が必要です。 山では雷雨の危険があるため、事前に気象情報を確認のうえ、山に入るか慎重に判断をして下さい。万が一に備えて、避難できる山小屋の位置なども事前に把握しておきましょう。 川では、自分のいる場所で晴れていても上流で大雨になると水位が急に高くなることがあります。最新の雨雲レーダーを確認して、上流部も含めた実況や今後の予想を確認しましょう。また、中州には入らず、テントを張る際は川から十分に距離をとりましょう。 なお、海では高波に注意が必要です。関西では、台風3号からのうねりが届いています。明日26日(金)にかけて、太平洋沿岸では台風からのうねりが打ち寄せ、波が高くなるでしょう。27日(土)ごろまではうねりが残る可能性があり、淡路島南部や和歌山県など海でのレジャーは注意をしてください。
日本気象協会 関西支社 下福 美香