メリオーレム

【傾向と対策】神戸新聞杯（G2・22日・中京・芝2200メートル） 　神戸新聞杯は2年ぶりに中京芝2200メートルで行われる。2020年以降に中京芝2200メートルで行われた114レースを振り返り、好走・凡走の傾向を探った。 　▼川田が圧巻　川田は【22・7・4・14】。2位の松山（7勝）に大きく差をつける断トツの22勝を挙げるだけでなく、勝率46.8％、連対率61.7％、複勝率70.2％の驚異的な成績を残している。重賞も21年京都新聞杯（レッドジェネシス）、22年日経新春杯（ヨーホーレイク）の2勝。今回コンビを組むメリオーレムは鞍上のコース相性から堅軸と言える1頭だ。 　▼友道厩舎が好相性　友道厩舎は【13・10・2・20】。2位の中内田厩舎（7勝）に差をつけてのトップで、連対率も51.1％の好成績。今回送り出すメリオーレムとオールセインツの2頭は、いずれも軽視禁物だ。 　▼エピファネイア産駒が安定　エピファネイア産駒は【9・8・5・43】。勝利数はディープインパクト（16勝）、ハーツクライ（10勝）に次ぐ3位だが、連対率と複勝率はその2頭を上回っている。今回該当するビザンチンドリームは血統的に押さえておきたい。 　▼母の父ダンスブライトリーに注目　母の父がダンスブライトリーは【3・1・0・0】で連対率100％。4戦ともレッドバリエンテ（牡5歳）が残した成績で血統的な評価はしづらいが、今回は同馬の半弟ゴージョニーゴーが参戦。兄が中京2200メートルの鬼と言えるだけに弟にも注目だ。