汽笛鳴らして出発進行! 線状降水帯による大雨で線路に土砂流入…JR日南線が運行再開
鹿児島と宮崎をつなぐJR日南線は2日、南郷-志布志間の運行を再開した。宮崎県内で発生した線状降水帯による大雨で線路に土砂が流入し、10月22日から不通となっていた。始発の志布志駅(志布志市)で午前5時50分、出発式があった。 【写真】〈関連〉JR日南線のルートと駅名を地図で確認する
沿線4市(志布志、串間、日南、宮崎)でつくる日南線利用促進連絡協議会が再開を祝い、志布志、串間、南郷の3駅で出発式を開き、乗客にカイロを配布した。志布志駅では日南線イメージキャラクター「ニッチー」が乗り込み、協議会が見送る中、特別に汽笛を鳴らし出発した。 JR九州宮崎支社企画運輸課の竹之下仁志さん(35)は「代行バスが運行していたとはいえ、通学生は(鉄路の)再開を喜んでいるのではないか。沿線自治体や地域の皆さんと共に日南線を盛り上げていきたい」と話した。
南日本新聞 | 鹿児島