【時の記念日】ホワイトボードに1分ごとに時刻を書き出す時計 オイル時計にジャガイモ時計 時計店が集めたコレクションを公開 北九州市
FBS福岡放送
6月10日は「時の記念日」です。飛鳥時代のこの日、日本で初めての時計が設置されたと言われています。北九州市にある創業139年の時計店では、記念日に合わせて珍しい時計のコレクションが公開されています。 【画像】「時の記念日」ホワイトボードに1分ごとに時刻を書き出す時計 オイル時計にジャガイモ時計 時計の老舗が集めたコレクションを公開 北九州市
振り子の代わりにボールが転がる時計に、秒針として鳥や魚の人形が動く昭和初期の時計。毎年、「時の記念日」に合わせて「時計歴史展」を開いているのは、北九州市門司区の時計店です。 ■吉村史織アナウンサー 「今回の時の記念日に合わせて、 非常に貴重な時計がたくさん集められています。あちらこちらから時計が時間を刻む音がしてきます。」
現役で動いている江戸時代の和時計や、現在は販売されていない腕時計など、先代の頃から集めたおよそ300個のコレクションのうち、今回は139個が公開されました。 ■ヨシダ・吉田清春社長 「ただ『時計高いでしょ』だけではおもしろくないので、楽しい時計を中心に集めています。」
この日は、小さい頃から時計に親しみ時間の大切さを学んでほしいと、近くの幼稚園の園児、およそ50人を招きました。 ■吉田社長 「これよく見ていて。」 吉田清春社長が子どもたちに見せていたのは。
■園児 「書いた!ロボットやん。」 1分ごとに自動でホワイトボードに時刻を書き出す「お絵描き時計」です。
北九州市のクラフト作家が8年前に作ったもので、社長が譲り受けました。 ■園児 「これ時計なの?知らん。分からん、 てっちゃん、これ見たことない。」
子どもたちが特に夢中になっていたのが、昭和を中心に人気を集めたオイル時計です。
■園児 「わー!泡が出た!」 液体の砂時計のようなもので、一定のリズムで流れる色水を子どもたちも興味津々に眺めていました。
■吉村アナウンサー 「こちらはデジタル時計です。この亜鉛の棒をじゃがいもに刺してみると、本当に時計がつきました。」 身近な野菜を電池代わりにして動く時計です。亜鉛の棒が溶けてじゃがいもに含まれる酸に反応し、電流が生まれる仕組みです。 ■吉田社長 「どうして動くのかは、大きくなったら勉強してね。」 子どもたちにはちょっと難しかったかもしれません。
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