昨年“約8年ぶり”に再結成!Sadie真緒「活動休止前と今では“圧倒的にスキルが上がっている”」
ロックバンドMUCCのヴォーカル・逹瑯がパーソナリティをつとめるTOKYO FM / JFNのラジオ番組「JACK IN THE RADIO」。2月24日(土)の放送は、Sadieからヴォーカルの真緒さんが登場! 2月28日(水)リリースのセルフカバーアルバムについて伺いました。
Sadieは2005年結成、2015年から活動を休止していましたが2023年に活動を再開し、2月28日に初のセルフカバーアルバム『THE REVIVAL OF SADNESS』をリリース! こちらは全曲リテイクの12曲入りとのことです。 逹瑯:『THE REVIVAL OF SADNESS』というタイトルですが、プライベートではとっても優しいお兄さんなので“SADNESS(悲哀)”の空気が全然しないんですけど。 真緒:そうですよね(笑)。 逹瑯:ハハハ(笑)。なのにステージに立つと“SADNESS”になっちゃって、どういうことなんですか? これは。 真緒:これはやっぱり、Sadieのモチーフですよね。Sadieの“Sad”はそこ(悲しみ)からきているので。 逹瑯:俺、サディストの“Sad”だと思ってた! 真緒:違いますよ。だから僕、よく逹瑯先生に泣かされているじゃないですか。 逹瑯:確かに……って、泣かせてないわ(笑)! 真緒:ハハハ(笑)。 逹瑯:今作はリテイクということで、この12曲はどういう風に選んでいきましたか? 真緒:すごく迷ったんですよ。やっぱり10年間活動してきたキャリアがあったので、初期からどのあたりの範囲で選ぼうかって考えて。曲自体も100~200曲近くあったんですけど、分かりやすく(今までにリリースした)シングル、アルバム、ミニアルバムのなかから抜粋しました。 逹瑯:すんなり決まった? メンバーみんなと話して。 真緒:意外と、みんな同じ意見だったんですよ。 逹瑯:本当!? 真緒:なおかつ、今回は復活ライヴも控えているので、そこで披露することも意識した部分はありましたね。 逹瑯:へぇ~。実際に曲を選んでレコーディングしてみた手応えはどう? 真緒:メンバーとスタジオリハーサルをする前に、まずレコーディングだったんですよ。 逹瑯:ほう。 真緒:今は練習に入っているんですけど、それまでのあいだは全部データでのやり取りだけで、いわゆる、演奏している姿を見ずに音源だけを聴いていたんですよ。 逹瑯:うん。 真緒:(そのデータ音源を聴いただけでも)やっぱり活動休止前と今では“圧倒的にスキルが上がっているな”って感じたのと、ブラッシュアップのために少しだけアレンジしているんですけど、そこの部分の連携もみんな上手にできているなって。 逹瑯:そのアレンジって、誰を基準にやっているの? 真緒:今回は、わりとギター2人(剣(つるぎ)さん、美月(みづき)さん)どちらかの意見がメインでしたね。“俺はこうしたいから……”って言うこともなく、元々それぞれ向き不向きがあるので、「これは美月に任せよう」「これは剣でお願いね」みたいな感じで、意外とすんなり進められて“大人だなぁ”と思いましたね。 逹瑯:へぇ~! (TOKYO FM「JACK IN THE RADIO」2024年2月24日(土)放送より)