阪神 佐藤輝が価値ある今季1号勝ち越し弾!延長十回に待望のアーチ 雨を切り裂き右中間スタンドへズドン「やりました!」最下位脱出
「ヤクルト6-7阪神」(5日、神宮球場) 阪神の佐藤輝明内野手が延長十回に今季初アーチとなる決勝ソロを放った。価値ある一撃でチームは最下位を脱出した。 【写真】絶叫!雄たけび!やっぱりテルにはこの表情がよく似合う! 味方が九回に2点差を追いつき迎えた延長十回。神宮には雨が降りしきる中、木沢の変化球を豪快にすくい上げた。打球はそのまま右中間スタンドに飛び込み、待望の勝ち越し点。佐藤輝は開幕から不振にあえいでいたが、価値ある一発が大きな場面で飛び出した。 ベンチの岡田監督も笑みを浮かべながら佐藤輝を出迎え、ナインからは手荒い祝福を受けた。 そのまま逃げ切りお立ち台では「やりました!最高です」と絶叫。「(手応えは)完璧でした」と振り返り「ファンの方も寒い中応援してもらって力になりました」と感謝の気持ちを語ると大歓声に包まれた。 「これをきっかけにどんどん勝っていけるように。(明日も)打ちます!」と背番号8。チームは連敗を阻止して借金1。ビハインドゲームをひっくり返した1勝は大きな価値がある。