新幹線「指定席が空いている…」けど座っていいの!? 乗車中に自由席から変更するのはアリ? ナシ? JRに聞いてみた
●新幹線の指定席「ほかの人が座っている…」どうしたらよい?
ゴールデンウィークといった長期休暇に旅行に出かける人は多くいます。そのため、新幹線や飛行機、高速道路などは混雑することが予想されます。 【画像】超カッコイイ! 滅多にお目にかかれない「激レア新幹線」の画像を見る(10枚) こういった混雑によるトラブルを避けるために、一部ルールの変更もあるようです。 たとえば、2024年のゴールデンウィークから東海道・山陽新幹線「のぞみ」が全席指定席になりました。期間は、4月26日(金)から5月6日(月)までです。
これは、東京~博多間を運転する、すべてののぞみが対象で、のぞみ以外の列車(「ひかり」「こだま」「みずほ」「さくら」)は、通常通り、自由席が設定されます。 のぞみの全席指定席ルールは、より多くの人が予約および着席できることを目的とした取り組みのひとつです。 例年、ゴールデンウィークは多くの人が新幹線を利用し、長時間にわたってホームや自由席車両で混雑が発生します。それを緩和させ、着席して目的地まで到着できるようにルールが見直されました。 のぞみ1列車あたり自由席250席が指定席になるため、その効果に期待できそうです。さらなる安心安全な乗車のため、あらかじめ指定席チケットを予約のうえ、乗車する必要があるようになりました。 さて、こういった新幹線の指定席や座席の確保などでトラブルになることもあります。 たとえば、新幹線で指定席のチケットを取ったにもかかわらず、すでにほかの人が座っていたという状況が起きることもあるかもしれません。 何度も自分の座席番号を確認しても、自分の勘違いではなかったという場合、どうしたらよいのでしょうか。 こういった状況のとき、直接話しかけるべきなのか、乗務員に確認してもらうべきなのか、などの対応方法について、JR東日本の担当者は以下のように話します。 「お客様同士で直接コミュニケーションをお取りいただいて問題ございません。また、もし、ご不安な場合や自分の指定席に外国人の方が座っていたり、コミュニケーションを取るのが困難な場合には乗務員にお声がけください」 こういったトラブルは困惑しますが、「すいません。8号車の1Aのチケットを取っていると思うのですが…」といった具合に丁寧に話しかけると問題なくトラブルが解決するかもしれません。
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