〈政治家を志した元女子アナが転落死〉「誹謗中傷とデマに悩んでいた」慶応ミスコン出身、外資系コンサルにも勤務、華々しい経歴も衆院補選の公認が一転取り消しに
「心身ともに療養が必要な生活を送っています」
国民民主党は具体的な法令違反について明らかにしなかったものの、真剣に政界進出を考えていた高橋さんにとっては、“挫折”の一つだったのだろう。 自身のInstagramでは、心身の不調について赤裸々に綴っていた。 〈アナウンサーをしていたころから、持ち前の明るさに自信を持っていた私ではありますが、一連の出来事が原因となり、2度にわたる自殺未遂の末、現在も心身ともに療養が必要な生活を送っています〉 関係者によると高橋さんは今年2月下旬にも自宅でリストカットする自殺未遂、3月下旬には実家で薬を大量服用するなどの自殺未遂を起こしていたという。 高橋さんの大学時代からの友人は肩を落とした。 「慶應大学時代も学園祭の実行委員を務めたり、ミスコンに出場したりと意識の高い子でした。ラウンジにも顔を出してましたけど、明るくいい子でした。悪いことをしているイメージはないです。周囲も港区女子でミーハーだから海外でハメを外すこともあったようですが、ルールは守るし人に恨まれることはしてないですよ」 しかし近年、追い討ちをかけるように、高橋さんは新たな悩みの種ができたという。友人が続ける。 「3月に人気タレントとの恋愛スキャンダルを写真週刊誌に報じられました。これは彼女も相当こたえていた。相手のタレントのファンから誹謗中傷、抗議が相当来ていましたから…」 高橋さんはInstagramでこうも綴っていた。 〈また、SNSを中心として、事実無根の内容や、私の家族や友人に関する憶測に基づく、誹謗中傷を多く受けています〉 これまでInstagramに写真や動画を投稿していた高橋さんだが、6月を最後に投稿をしていなかったといい、最近は周囲とも疎遠な状態になっていたという。 「最近はあまり誰とも連絡を取っていなかったようです…。学生時代は慶應義塾大学の仲間たちと楽しそうに遊んでいで、クラブでよく見かけました。誹謗中傷や国民民主党の公認取り消しがきっと辛かったのではないでしょうか」(高橋さんの知人) 高橋さんのご冥福をお祈りしたい。 ※「集英社オンライン」では、今回の記事について、情報を募集しています。下記のメールアドレスかXまで情報をお寄せください。 メールアドレス: shueisha.online.news@gmail.com X @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班 「日本いのちの電話」相談窓口 厚生労働省は悩みを抱えている人に対して相談窓口の利用を呼びかけています。 ◆0570・783・556(午前10・00~午後10・00) ◆0120・783・556(毎日:午後4・00~9・00、毎月10日:午前8・00~翌日午前8・00)
集英社オンライン編集部ニュース班
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