レスリング金・藤波朱理、中日ー広島戦で始球式 立浪監督から受け取った背番号１ユニで「パリ五輪よりも緊張」
◇２３日 中日―広島（バンテリンドームナゴヤ） パリ五輪レスリング女子５３キロ級金メダリストで三重県四日市市出身の藤波朱理（２０）＝日体大＝が始球式を務めた。金メダルを首にかけ、立浪和義監督から受け取った背番号１のユニホームで登場。「１番が好きな数字で、１という数字も私のことが好きだと思うので」と笑った。 ◆藤波朱理、大はしゃぎの金メダルインタビュー【動画】 パリ五輪のレスリング会場は約８０００人の収容人数だったが、始球式は約３万６０００人の前での投球となり「パリ五輪よりも緊張した」。球速５０キロのワンバウンドで、投球内容については「３０点くらい。もし次の機会があったら（キャッチャーミットに）届かせたいし、球速も上げたい」とアスリートらしく振り返った。 本職のレスリングはひと休み。五輪後は大学の友人との沖縄旅行で「女子大生の夏休み」を満喫した。本年度の試合出場は未定としながら、２０２６年アジア大会、２８年ロス五輪での連覇を目標に掲げる。「レスリングもメジャー競技のように応援される競技にしたい。競技者としてできることはやっていきたい」と意気込みを語った。
中日スポーツ
