「美しき格闘家」杉山しずか、フィットネス大会優勝の「肩、くびれ、お尻」の筋肉は特別に作り上げた!=11.24全国大会へ
これまで割れた腹筋や盛り上がる背筋で話題を集めた格闘家の杉山しずか(37)。10月20日に行われたベストボディジャパン主催『マッスルモデル&フィットネスモデル2024首都圏大会』のレディースクラス(35~49歳)で見事グランプリに輝いた。 【フォト】杉山しずか、肩の筋肉とくびれ、鍛えた下半身、ビキニボディも! 読者の中には杉山のあの筋肉だから優勝して当然と思う方もいるだろうが、ボディメイクコンテストが求める筋肉の形が格闘技とは違うため、杉山はコンテストのために特別に筋肉を作った。肩の丸み、くびれたウエスト、盛り上がったお尻などだ。 杉山は10月初旬、イーファイトと雑誌『ファイト&ライフ』(カラー4P=現在発売中)の合同取材時、「あと2週間、肩の丸みとウエストを細くしないと」と語っていた。2年前にベストボディジャパンの全国大会で優勝した友人の愛川ゆず季に憧れ、今年に入って愛川に相談し、ボデイメイクトレーニングと格闘技トレーニングを両立してきた。 格闘技で鍛えてきた筋肉で、ボディメイクでアドバンテージがあると思いきや違っていたと杉山。格闘技は使える筋肉を追求し見栄えは気にしないが、ボディメイクは身体のアウトラインを追求するものだからだ。 「私は組み技をやるので、腰回りに筋肉がついてズン胴体型になってしまう。ボディコンテストで勝つにはくびれが必要だし、もっと削らないと。肩も大きくして逆三角形の体型になれば。それには肩の大きさがもっと必要。お尻も垂れ気味なので、ヒップアップを」という。 肩はダンベルを持ったサイドレイズをこなし大きくしていった。そこは格闘技の腕で絞める力などが向上したという。スクワットもこなし、食事面については「PFCバランス(タンパク質、脂質、炭水化物の摂取比率)を徹底的に考えながら摂り、身体の形を変えていきます。そこがかなり苦労しました」と語った。 杉山は愛川の紹介で横浜のボディメイクサロン「TABLE」でトレーニングし、ポージングなどのしなやかさも兼ね、愛川が指導するバレトレ(バレエやフィットネスを組み合わせたトレーニング)も行う。さらにポージングのレッスンに通うなど徹底し、首都圏大会は見事に優勝。次は11月24日のベストボディジャパン日本大会(全国大会)だ。 優勝後、杉山は「まだ理想のボディには至っていません。明日からすぐに練習を開始し、11月の日本大会で優勝を目指します。そして来春にもパンクラスで防衛戦をやりたいですね」と意気込んだ。日本大会には全国の地区大会を勝ち抜き、何年も身体を作ってきた猛者が揃う。杉山は自身のYouTubeなどで現在の状況を報告、過酷なトレーニングの日々だ。果たして杉山は日本大会でも勝利できるか。