「戻ってきちゃいました!」 織田裕二「世界陸上」にやっぱり復帰の裏側 視聴率低下、“織田ロス”でTBSは「必要不可欠」と判断か
よりによって「踊る2」の裏で
すでにSNS上では「結局、戻すんかい!」との声も上げっているが、今のところTBSは織田のキャスター復帰は発表していない。 「TBSは泣く泣く『世界陸上』から織田を卒業させたものの、どうしても東京大会には戻したい。けれど、メインキャスターとして復帰させてしまうと、二度と卒業させることができなくなってしまいます。そこで、織田のスペシャルアドバイザー就任を財団にプッシュしたのかもしれません。織田もアドバイザーとしてならと受けたのでしょう。『世界陸上』を一回休んで、これまで以上に陸上愛が再燃した可能性があります」 ただでさえ熱かった織田が、来年の「世界陸上」でさらに温度を高めて登場するかもしれない。両者、ウィンウィンということなら、めでたしめでたしだが……。 「もっとも、フジテレビは苦虫を噛み潰していたかもしれません。現在、フジは織田の主演で97年に放送した大ヒットドラマ『踊る大捜査線』のスピンオフ映画『室井慎次 破れざる者』(10月11日公開)と『室井慎次 生き続ける者』(11月15日公開)の宣伝に必死です。9月には連ドラ『踊る大捜査線』が関東地区で再放送され、9月28日から11月16日にかけて、過去の映画、全4作とスピンオフ映画『容疑者 室井慎次』を一挙放送します。10月3日には『FNSドラマ対抗お宝映像アワード』の中で“新作映画公開直前「踊る大捜査線」名場面&激レアNG集”も流し、5日には今も実写邦画で歴代興行収入第1位の記録を誇る『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』を放送しました」 織田がスペシャルアンバサダーに就任したその日である。 「つまり、織田がサプライズ出演したTBSの『オールスター感謝祭』の裏です。もちろん、映画の放送時間は織田の出演とは被らなかったのですが、『踊る2』は過去に6回もテレビ放送され、世帯視聴率で常に15%以上を記録していたのですが、この日は9・8%と初めて二桁を割ってしまいました(ビデオリサーチ調べ、関東地区)」 「オールスター感謝祭」では、織田の隣にはサニブラウン選手、その隣には今期の日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」に主演する神木隆之介(31)が笑顔で立っていた。彼もまた、スリ一家の子共役として「踊る2」に出演していた。 「フジとしては『踊る2』の放送が始まる矢先に、なんでTBSで主役と出演者が揃ってアーチェリーを射っているのかと思ったかもしれません」 かつては“フジっ子・俳優”とまでいわれた織田だが、「世界陸上」を前にしては彼を封鎖することは叶わなかった。
デイリー新潮編集部
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