『VALORANT』ZETA・DFMが出場する「VCT Pacific Kickoff」が2月17日より開幕…Lazは新メンバー二人の活躍に期待寄せる
ライアットゲームズが手掛けるタクティカルシューター『VALORANT』の競技シーン「VCT Pacific Kickoff」が2月17日より開幕。日本からはZETA DIVISION(以下、ZETA)とDetonatioN FocusMe(以下、DFM)の2チームが出場します。 【画像】「VCT Pacific Kickoff」出場チーム一覧 ◆国際大会「Masters Madrid」への切符は2チームへ VCT PacificはAmericas、EMEA、Chinaと並んで4つある国際リーグのひとつであり、今回のKickoffと2つのレギュラーシーズン、3つの国際大会(Masters Madrid / Masters Shanghai / Champions)で構成されています。KickoffではVCT Pacificに参加する全11チームが戦い、上位2チームは3月14日(現地時間)から行われる国際大会「Masters Madrid」への出場権を与えられます。 日本から出場するZETAの初戦である対Global Esportsは2月17日(土)の19時より、DFMの初戦である対DRXは2月18日(日)の19時より行われます(なお、それぞれ第3試合、第2試合であるため、直前の試合内容により時間が前後する可能性があります)。 そのほかの対戦カードなどは随時『VALORANT』のeスポーツページ(VALORANTESPORTS.com)のスケジュールからご確認ください。 開催概要(プレスリリースより) ・グループステージ(2月17日~21日) - 2月17、19、21日:日本時間15:00開始 - 2月18、20日:日本時間17:00開始 ・プレイイン(2月22日):日本時間15:00開始 ・プレイイン(2月24日~25日):日本時間17:00開始 <配信リンク> ・Twitch: ・YouTube: Kickoffの開催に先立ってメディア向けに行われた事前カンファレンスから、Laz選手(ZETA)とAnthem選手(DFM)への質疑応答を抜粋してお届けします。 ◆ZETA DIVISION:Laz選手 ――強敵だと思うチームを教えてください。 Laz:PRXとDRXはどちらもかなり強いと思います。 ――去年からのロスター変更により、どのような苦労がありましたか? Laz:新しいメンバーが入って、これまでとは違う新しいアプローチでの練習をしてきました。新しい問題はたくさんあり大変でしたが、新しい2人は若くて良い選手で、今年どのような活躍をするのかめちゃくちゃ楽しみですね。 ――新しくCarlaoコーチを迎え、コミュニケーションや練習はどのように行われていますか? Laz:練習に関してはCarlaoコーチが知識を伝えてくれたり、チームにとってなにが良いのかを一緒に探したりしながらやっています。コミュニケーションについては英語が喋れる選手は直接とっていますが、チームに通訳が一人入ってくれているので、基本的に日本語通訳を通して活動しています。 ――去年はスローテンポなシーンが多かったですが、新たなメンバーが入ったことでテンポに変化はあるのでしょうか? Laz:マップによってテンポはもちろん変わりますが、主にスローテンポだったマップ「ヘイヴン」が消えたので、去年よりは早くなると思っています。 ◆DetonatioN FocusMe(DFM):Anthem ――強敵だと思うチーム、注目しているチームを教えてください。 Anthem:去年0勝だったので、全てのチームが自分たちより上手いというスタートラインです。背負うものがないので、今年は全チームへチャレンジャーの気持ちを持って全力で取り組んでいきたいと思います。 ――2月5日にロスター変更があり多くの反響がありましたが、変更の経緯を教えてください。 Anthem:あまり深くは言えません。一時期メンバーは決まっていたんですが、チームとしてなにかを変えなければならない場面で、直前までチームメンバー全員で悩みに悩んで決めた結果です。あとは頑張るしかないです。 ――ロスター変更からスクリム等の手応えはどうでしょうか。 Anthem:今のメンバーになってからそこまで練習はできていませんが、そのなかでも4人が同じチームでやっていたこともあり、連携やコミュニケーションには手応えを感じていて、あとは戦略をコーチと練っていくだけです。まぁまぁといった感じです。 ――ロスター変更から練習を通じて、チームワークやコミュニケーションはどのような印象ですか? Anthem:4人が日本人で、1人(Medusa選手)は長く日本のチームでプレイしていたこともあって、かなり円滑な日本語でコミュニケーションが取れています。ブリーフィングやフィードバックの質もあがりました。去年よりはスムーズにできていると思います。 「VCT Pacific Kickoff」は2月17日より開幕予定です。
インサイド Okano