標津のポー川史跡自然公園開園 29日今季営業開始
北海道標津町に総面積630㌶の広大な保護区域に、国の天然記念物「標津湿原」や国指定史跡「伊茶仁カリカリウス遺跡」などが点在する「ポー川史跡自然公園」(町伊茶仁2784)が春の大型連休初日の29日、今季の営業を開始する。当日は入園料が無料となる。 同公園には草花や野鳥などの自然と国内最大規模の竪穴住居群があり、地域の自然や文化、歴史などを体験的に学ぶことができることから、観光客や道外からの修学旅行生などが多く訪れる。 この時期はフクジュソウやミズバショウ、ザゼンゾウ、エゾエンゴサクが見頃を迎え、同公園事務所では「春の花を観察できるのでぜひご来園いただきたい」と呼び掛けている。 5月18日から毎月第3土曜日の午前9時30分~正午まで、標津湿原や遺跡周辺の植物の開花状況を観察する「定例植物観察会」を行う(参加無料)。 同公園の開園は11月23日まで。開園時間は午前9時~午後5時で、入園料は大人330円、高校、大学生110円(中学生以下無料)。問い合わせは同公園事務所0153(82)3674へ(平日のみ)。
釧路新聞