道頓堀に立体オブジェ 幅6メートル、芝居小屋「中座」を表現
かつてあった芝居小屋「中座」を表現したオブジェが11月1日、道頓堀橋西側の遊歩道北岸に設置された。(なんば経済新聞) オブジェを設置したのは地元商店街などで構成する「いっとこミナミ実行委員会」。「中座」は1652年~1999(平成11)年まであった劇場で、現在は「中座くいだおれビル」(大阪市中央区道頓堀1)が立っている。 オブジェは当時の絵図などをモチーフに制作。役者風俗三国志に登場する坂東三津五郎や松本幸四郎が描かれている。幅6メートル、高さ2メートルの大きさで、ちょうちんの技法を使って製作し、やわらかな光をともす。 オブジェは昨年の「浪花座」に続き2作目。1年に1作ずつ増やしていき、「道頓堀五座」(弁天座、朝日座、角座、中座、浪花座)に加え、大阪松竹座の制作も予定する。 点灯時間は17時~翌1時。来年2月28日まで。
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