日本記録保持者の泉谷駿介、パリ五輪内定/陸上
陸上の世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)第1戦が20日、中国・福建省アモイで行われ、男子110メートル障害で昨夏の世界選手権(ブダペスト)で5位の泉谷駿介(24)=住友電工=が、13秒17(向かい風0・3メートル)をマークし、3位となった。今季初戦で、パリ五輪の参加標準記録(13秒27)を突破。2大会連続の五輪代表に内定した。 昨季は、6月上旬の日本選手権で日本新記録の13秒04をマーク。その後も勢いは止まらず、同30日のDLローザンヌ大会で優勝、8月の世界選手権で13秒19の5位入賞を果たした。さらに、DLの年間上位者で争うファイナルに初出場。13秒10で4位に入るなど大活躍の一年だった。 2021年東京五輪は0秒03及ばず、同種目での日本勢初の決勝進出を逃した。リベンジに燃える2大会連続の五輪の舞台で、同種目初のメダル獲得を狙う。