今季は5ゴールをマーク

マンUの攻撃を牽引するガルナチョ photo/Getty Images

プレミアリーグ20試合を戦い、10勝1分9敗で8位に沈んでいるマンチェスター・ユナイテッド。思うように勝ち点を積み重ねることができておらず、苦戦を強いられている。 そんななかでも、ユナイテッドの希望の光の1人となっているのがアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョ（19）だ。エースのFWマーカス・ラッシュフォードの調子が上がってこない中、今シーズンは公式戦27試合に出場し5ゴール2アシストを記録している。 プレミアリーグ第13節のエヴァートン戦では華麗なオーバーヘッドを決め、多くの注目を集めた。クラブレジェンドであるウェイン・ルーニーやクリスティアーノ・ロナウドの域にまで到達することが期待されるガルナチョ。同選手について、元ユナイテッドのMFポール・インス氏はクラブのレジェンドの1人であるライアン・ギグスに似ていると語っている。 「アレハンドロ・ガルナチョのエヴァートン戦での信じられないようなゴールのことは忘れてほしい。彼の本当の強みはボールを持ったとき、真っ先に相手選手を倒そうと考えることだ」 「彼は常に人を抜き去ろうとしている。それは素晴らしい財産だ。ボールをもつと真っ先に誰かを抜こうとすることを考えているという点でギグスのようだ。彼には間違いなくその特徴がある。見ていて興奮するし、ファンを席から立たせてくれる。そして私は間違いなく彼が非常に良いキャリアを積むだろうと思っている」 「彼がもっとゴールを決めるのを見たいが、彼はまだ若いしもっと成長できる。自分の弱点に取り組み、より良い選手になることこそ若い子供たちにしてほしいことだ。もし彼がそれをすれば、長期にわたってユナイテッドにとって非常に重要な選手になるだろう」（英『Daily Star』より） ガルナチョは周りを使わないと批判されることもあるが、多少強引にでも相手を抜こうとし、ゴールを狙うことは同選手の武器でもある。まだ19歳という若さであり改善すべき点もたくさんあるが、それでもガルナチョの存在は今のユナイテッドにとって重要だ。 後半戦で、巻き返しを図るためにもユナイテッドの未来を担うガルナチョの活躍は欠かせない。