気持ちよく使える銭湯・サウナ用バッグの正解は、防水なのに中身が乾く「魔法の袋」だった
銭湯に行く際、濡れた手ぬぐいや化粧水のボトルなどを収納するのにはメッシュ素材の収納袋を使っていた。 【全画像をみる】気持ちよく使える銭湯・サウナ用バッグの正解は、防水なのに中身が乾く「魔法の袋」だった しかしメッシュ素材の収納袋は通気性が良い一方で、カバンに入れるとカバンの内側が濡れてしまうというデメリットがあった。 通気性が良く、カバンに収納してもカバンの内側が濡れない収納袋がないかと探していたところ、見つけたのがこのアイテムだった。
内側の水分が自然に乾く
それがマタドールの「ジッパートイレタリーケース」。 見た目はビニール素材のようだが特殊な透湿素材で作られており、内側から発せられる水蒸気を外に逃がしてくれる。 このおかげで、内側が水分でベタつきにくくなっているのだ。 ケースの外側は撥水加工が施されており、外側からの水はしっかり弾いてくれる。
塗れた手ぬぐいを入れて実験
本当に内側の水蒸気を発散してくれるのか、濡らして絞った手ぬぐいをこのケースに収納し、8時間ほどカバンの中に入れて実験してみた。 朝に手ぬぐいを入れた袋を夕方に取り出してみた。 手ぬぐい自体はもちろん湿っていたが、袋の内側は濡れたものが本当に入っていたのか疑いたくなるほどサラッとドライな状態だったので驚きだった。 通勤に使うカバンに入れていたので中の書類が濡れないか心配だったが、カバンの中も濡れていなかった。 液体の状態の水は通さず、気体になった水(水蒸気)だけを内側から外に逃がしているのがよく分かった。 ジッパーは強度の高い止水ジップが採用されており、ジッパー部分から浸水する心配もなさそうだ。 濡れた手でも開け閉めがしやすいよう、ジッパーのヒモには滑り止めのゴムが付いているという細かい配慮も嬉しい。 内側の水蒸気を発散する機能によって温度差による結露も発生しにくいため、カメラなど湿気に弱いものを入れるのにも役立つだろう。 ただし軽量な生地ゆえにクッション性はないので、精密機器は別途保護容器などに入れてからこのケースに収納した方が良いだろう。