【110周年を彩る110台】マセラティ創業記念イベント サプライズゲストにツーリングで非日常な一日
「GT2ストラダーレ」のお披露目
次に会場を中に移し、今度はマセラティの最新作であり、公道車両としては最もパワフルなネットゥーノエンジンを搭載した「GT2ストラダーレ」がお披露目された。 この車は8月にワールドプレミアを果たしたばかりで、この度日本で開催された110周年イベントのために、特別に空輸されたものだという。 この記念イベントの司会進行はマセラティ「スパイダー・ザガート」の元オーナーでラジオDJやナレーターとして活躍中のDJ TARO氏が務め、マセラティ・ジャパン業務執行取締役 ジェネラルマネージャーの玉木一史が「GT2ストラダーレ」の解説を行った。 玉木は「GT2ストラダーレ」がレーシングカーに匹敵するパフォーマンスを実現しつつ、日常でも素晴らしいドライビング体験を提供する車の一台であることを強調したほか、モータースポーツの伝統とGT2レースの車両から受け継いだデザインにより、どんな走行環境でも最高のフィーリングと快適性を実現できる車であることを述べた。
2名のサプライズゲスト
その後、サプライズゲストとして、エンターティナーの城田優氏が本イベントのアンバサダーとして登場すると、会場のお祝いムードはさらに上昇。クルマが大好きと語る城田氏は、今回初めてグランカブリオを試乗した感想を、 「マセラティのオープンカーは初めて運転しましたが、驚きました。乗り心地はもちろんですが、ドライブモードによって印象が違い、特にコルサモードにした時の加速に胸が高鳴りました」 「日ごろ僕は音楽を楽しみながらドライブを楽しむことが多いので、次はマセラティが音響システムにこだわったというソナス・ファベールの音を楽しみながら運転してみたいと思いました。今回の試乗でマセラティには高いクラフトマンシップのこだわりを感じましたし、エレガントでその場を一瞬にしてラグジュアリーに変えるクルマだと思いました」と語った。 さらに、サプライズゲストとして、ピニンファリーナ在籍中に「クアトロポルテ」や「グラントゥーリズモ」のデザインを手がけたKEN OKUYAMA DESIGN代表の奥山清行氏が登場。 奥山氏は、マセラティの110周年へ向けた祝辞を述べ、長年にわたるブランドの歴史とデザインの卓越性を称えた。その言葉は、会場に集まったマセラティのオーナーやファンにとって特別な瞬間となり、この記念すべきイベントにさらなる華を添えるものとなったという。