【速報】“裏金”非公認で当選・西村康稔氏 一夜明け「ゼロからスタート。党の一員に変わりはない」 首相の追加公認示唆に「処分解除してもらえたらありがたい」
自民党の裏金問題により無所属で出馬し、27日の衆院選で当選した旧安倍派の幹部・西村康稔元経産相は、一夜明けた28日、報道陣に対し「ゼロからのスタート」だと語りました。 兵庫9区は、裏金問題で非公認となった前職の西村氏に、立憲と維新、共産の新人3人が挑む構図となりました。泉房穂・前明石市長を“政治の師匠”と呼ぶ立憲の新人・橋本慧悟氏らが裏金問題への批判を展開して猛追しましたが、西村氏が追撃を振り切って当選を果たしました。
西村氏は28日午前7時ごろ、JR明石駅前で街頭に立ち、出勤する通勤客らに「ありがとうございました」と頭を下げました。 西村氏は報道陣に対し、「ゼロからのスタートですので、気を引き締めていかないといけないので、身が引き締まる思い」と語りました。
また、石破首相が追加公認の考えを示したことについて、「まだ何も話を聞いていないが、今も自民党の一員であることに変わりはない。まずは党員資格停止の処分の解除を早くしてもらたらありがたいし、党の中でまた政策立案・実行をやっていきたいと思っているので、（今後の対応について）話を伺いたい」と述べました。
◇兵庫9区 無所属・前・西村康稔氏（62）8万8676票 立憲・新・橋本慧悟氏（35）7万0738票 維新・新・加古貴一郎氏（61）2万5515票 共産・新・高田良信氏（78）9653票
