他球団が欲しがっている!? パ・リーグのトレード注目投手(6)オリックスの候補に挙がるのは…?
レギュラーシーズンの前半戦を終えようとしている2024年シーズンのプロ野球。そんな中、主力選手の故障離脱など各球団で多くのアクシデントが発生しており、今季もトレード可能期間である7月31日まで活発な動きが予想される。ここでは、他球団から注目される可能性を秘めたパシフィック・リーグの投手を紹介したい。
村西良太
投打:右投左打 身長/体重:174cm/76kg 生年月日:1997年6月6日 経歴:津名高 - 近畿大 ドラフト:2019年ドラフト3位 思うように殻を破り切れていないのが、プロ5年目を迎えた村西良太である。 淡路島にある津名高では控え投手だった村西。そんな中、近畿大に進学すると1年秋から登板を重ね、そのまま主力投手に成長。2019年ドラフト3位でオリックス・バファローズに入団した。 ルーキーイヤーから一軍のマウンドに上がった村西は、同年6月25日のロッテ戦でプロ初登板・初先発。しかし、初回から中村奨吾にグランドスラムを打たれるなど、プロの洗礼を浴びるデビューとなった。 プロ2年目はリリーフで18試合に登板して6ホールドポイントをマークするも、12イニングで11四死球を献上。2022年は自己最多となる22試合でマウンドに上がったが、同年も24回1/3を投げて18四死球を与えるなど、制球に苦しんでいた。 そんな中、昨季はファームで22試合に登板すると、最優秀防御率(1.73)のタイトルを獲得。ところが、一軍では7試合の登板で防御率6.17に終わった。 故障者が続出中のチーム状況である今季は、未だ一軍での登板がない。場合によっては、他球団で心機一転というケースも考えられる。
ベースボールチャンネル編集部