新東名・厚木南-新秦野ICを無料通行に 国道246号線通行止めの代替
台風10号に伴う大雨の影響で土砂災害が発生し、30日から秦野、伊勢原市境にある新善波トンネル付近で通行止めが続いている国道246号について、国土交通省関東地方整備局と中日本高速道路は31日、代替路措置として、並行する新東名高速道路の厚木南インターチェンジ(IC)-新秦野IC間の通行料を無料にすると発表した。 【動画や写真で見る】崖崩れで住宅1階部分が倒壊 早朝に寝室からバリバリと音、住人「起きるのがもう少し遅ければ…」 無料期間は同日午前10時から通行止めが解除されるまでで、対象区間は(1)厚木南IC─秦野丹沢スマートインターチェンジ(SIC)(2)厚木南IC-新秦野IC(3)伊勢原大山IC─秦野丹沢SIC(4)伊勢原大山IC─新秦野ICの4区間。 対象区間を越えて通行する場合は対象区間も含めた通行料金が発生するほか、厚木南IC─伊勢原大山IC、秦野丹沢SIC─新秦野IC間のみの利用についても通行料金が発生する。 自動料金収受システム(ETC)を利用する場合、料金表示器や利用照会サービスなどに利用履歴が表示されるが、通行料金の請求はしないとしている。 国道246号は30日午前6時45分ごろ、市境にある新善波トンネルで入り口ののり面が崩落。名古木交差点(秦野市)-西河内交差点(伊勢原市)間で上下線が通行止めとなっている。
神奈川新聞社