長浜曳山まつりが題材の映画「長浜」滋賀でワールドプレミア上映、監督は谷口未央
滋賀の長浜曳山まつりを題材とする映画「長浜」のワールドプレミアが、上映企画「ナガハマ映画祭」にて行われることに。1月18日に滋賀・長浜市曳山博物館 伝承スタジオ、19日に滋賀・きのもと交遊館にて披露される。 【画像】伝統文化と多様性が邂逅、映画「長浜」のシーン写真はこちら 長浜曳山まつりは、京都の祇園祭、岐阜の高山祭と並んで三大山車祭の1つに数えられる。全国の山・鉾・屋台行事とともに、ユネスコ無形文化遺産に登録された。 同作は伝統文化と多様性の邂逅の物語で、父の遺骨を届けるため長浜を初訪問した11歳の伊吹が、自身の性に違和を抱く花との出会いをきっかけに少しずつ心を開き、受け入れられずにいた父の死に向き合う様子が描かれる。長浜市在住の映画作家・谷口未央が2016年より取材・記録撮影を続け、7年を費やしてオリジナル脚本を書き上げた。 キャストはEBiDAN NEXTメンバーの荘司亜虎、加藤あんり、瑛蓮、池田良、田中恵理、満克昌、松本大志郎、曽奈千春、久保田直樹。エンディング曲には、音楽グループHASAMI groupの書き下ろし楽曲「消えても何かが」が使われた。 「ナガハマ映画祭」では長浜にまつわる映画「大佛さまと子供たち」「お市の方」も上映される。鑑賞チケットは長浜市曳山博物館、きのもと交遊館で購入可能だ。 なおMotionGalleryでは、1月6日まで「ナガハマ映画祭」開催に向けたクラウドファンディングを実施中。返礼品には各作品の鑑賞チケット、「長浜」メイキング映像の視聴リンク、サイン入り映画祭ポスターなどが用意された。 ■ 「長浜」ワールドプレミア 2025年1月18日(土)滋賀県 長浜市曳山博物館 伝承スタジオ 10:00~ / 18:30~ ※10:00の回は上映後、18:30の回は上映前に谷口未央と主演キャストの舞台挨拶あり 2025年1月19日(日)滋賀県 きのもと交遊館 15:30~ ※上映後に谷口未央の舞台挨拶あり ※悪天候の場合は1月25日(土)、26日(日)に延期 (c)2025 コルミオ・フィルム