あまくさ晩柑 スイーツや料理に 6月1日からフェア 天草拓心高も新商品
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天草地方特産の「あまくさ晩柑」を使ったスイーツや料理を提供するフェアが6月1日から、天草市で始まる。7月31日まで。各店が趣向を凝らした、新商品8品を含む計17品を11店舗で販売する。 5月28日に本渡商工会議所であった試食会には、フェア参加11店のうち10店と天草拓心高が出品。黒酢と晩柑のジュレでさっぱりと味わえる冷やしうどん、新鮮な晩柑とクリームをサクサクの生地に挟んだミルフィーユなどが並んだ。 初参加した天草拓心高は、地域課題をビジネスの手法で解決する「SBP部」が晩柑ソースを開発。2年の女子生徒は「酸味を生かした味付けのソース。ヨーグルトやアイス、肉料理などに合わせてみて」と宣伝した。拓心高のソースは、有明町の参加店で販売する。 フェアは事業者らでつくる実行委員会が2016年度に始め8回目。事務局の田中麗奈さん(22)は「あまくさ晩柑は爽やかな酸味と上品な甘さが特長。晩柑商品を味わいに、ぜひ来てください」と呼びかけた。
参加店やメニューは「あまくさ晩柑フェア」ホームページに掲載。スタンプラリーも開催する。(鬼束実里)