家庭の“スマホルール”ありますか? 「“夜9時まで”が守れない」 小学校高学年のスマホ所有率は 4年前の倍以上
夜9時までの使用制限ルールを、名古屋市教育委員会も2014年から推奨しています…その根拠は? (名古屋市教育委員会事務局生涯学習課 櫻井景子課長) 「健康的な生活時間を確保するという点で『家で利用する時間は夜9時までにする』という設定をさせていただいています」 名古屋市では、その他「食卓にスマホを持ち込まない」、「人の悪口や個人情報を書き込まない」、「ケータイ・スマホを使わない人を仲間はずれにしない」、「知らない相手にメール等を返信しない」という“5つのルール”を推奨しています。 ■スマホのルール作りに「子どもが参加すること」が大事 子どものデジタル教育が専門の愛知淑徳大の佐藤朝美(さとう ともみ)教授は、「小学生のころからスマホに触れることは悪くない。大事なことは節度ある使い方で、ルール作りに子どもが参加することも大事」だと強調します。 (愛知淑徳大学人間情報学部 佐藤朝美教授) 「ルールっていうのは与えられるだけではなく、自分で考えて作っていった方が、子どもも“何で守っているのか”意識できると思うんですね。設定したルールを守れたら保護者が褒めてあげる。褒めてもらうことで、またルールをしっかり守っていこうという気持ちが育っていくと思う」 NTTドコモの調査では、ルールを破った時の措置として、2018年と2022年を比較すると、スマホを「取り上げる」という家庭が減って、「注意する」「話し合う」「利用を制限する」家庭が増えているようです。
CBCテレビ
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