嶺南小を皮切りに31小中学校で春の運動会 安房4市町(千葉県)
安房地域の小中学校で、春の運動会シーズンが始まった。今年度は、23小学校と8中学校で5月中の実施が予定されている。 雲一つない快晴となった10日は、南房総市の嶺南小学校(鈴木康代校長、児童数264人)で、安房地域の小中学校に先駆けて運動会が開催された。子どもたちの頑張る姿を一目見ようと、多くの保護者らが訪れた。 今年度のスローガンは「協力し、全力で勝利へ進もう」。開会式では、実行委員の佐粧日菜乃さん(6年)が「練習してきた成果を発揮して、頑張ったねとお互いに褒め合えるように、全力で勝利へ進みましょう」と呼び掛けた。 選手宣誓では、赤組応援団長の野口瑛太さん(同)、白組応援団長の渡邉拓人さん(同)が、「最後まで諦めずに競い合い、最高の運動会にすることを誓います」と力強く宣誓した。 徒競走や大玉転がし、玉入れ、綱引きなどの競技が学年ごとに繰り広げられ、子どもたちは競技にも、仲間の応援にも全力。保護者たちも一生懸命な子どもの姿を写真に収めたり、声援を送ったりしていた。 低学年と高学年に分けて行われ、熱戦を繰り広げた綱引き。保護者対決も行われ、子どもも大人も一緒になって全力で取り組んでいた。