【ライブレポート】本日解散のゼンモンキーが事務所ライブ優勝で有終の美、今後についても語る
本日10月19日にワタナベエンターテインメントの事務所ライブ「WEL」が東京・丸ビルホールで開催され、この舞台をもって解散するゼンモンキーが優勝し、有終の美を飾った。 【画像】「キングオブコント2024」を振り返るファイヤーサンダー(他23件) 今回の「WEL」では、土佐兄弟、ラパルフェ、バシコネ(ばし太&イヌコネクション)、チュランペット、こたけ正義感、Gパンパンダ、ファイヤーサンダー、ロングロング、フタリシズカ、金の国、四千頭身、ハナコ、Aマッソ、ゼンモンキーがネタを披露。観客投票により順位を決定し、優勝者のゼンモンキーには金一封が贈呈された。 トークコーナーでは「キングオブコント2024」で3位となったファイヤーサンダーが大会を回想。こてつは「楽屋に帰るまで3位だと気付かなくて、準優勝の悔しがり方をしていた。準決勝じゃないことに気付いて悔しがるのをやめた(笑)」、﨑山は「終わった直後は悔しさはなかったけど、次の日くらいに『あんなチャンス、次ある?』と思って時間差で悔しくなった」と率直な心境を述べる。 また、こてつが1本目のネタ「毒舌散歩」で最初のセリフを噛んだことにも話が及び、本人は「自分たちの出番まで誰もぶっちぎりの爆発を起こしていなくて、『自分たちが爆発させられるかもしれない』と思って、変に意識して力が入ってしまいました。すぐ噛みました」と苦笑い。またハナコ秋山が大会直後、自身のXアカウントでファイヤーサンダーに触れず、ロングコートダディを絶賛してたことにも触れられ、﨑山は「ハナコさんが優勝したときの犬のネタ、464点なので今年だったら9位ですからね!」と吠えていた。 ネタコーナーでは、ゼンモンキーが特別に「3人で選んだベストネタ」「ファン投票で選ばれたリクエストネタ」の2本を披露。マジックバーを題材にした2本目のコントが終わると、客席からは鳴りやまない拍手が贈られた。ゼンモンキー荻野は今後について「ピンをやりながら相方を探して、コントの台本を書く仕事もいただけたらやりたい」とコメント。むらまつは「ジョニーヘンドリクス(同期のコンビ)と組みたい。入ろうかな。ジョニーヘンドリクスには何も言ってないけど、ここで言っておいたらなんとかなりそう」、ヤザキは「舞台裏でハナコ岡部さんに組みましょうと言ったけど断られました」と話していた。 そんな中、Gパンパンダ一平は「ゼンモンキーの解散がフィーチャーされていて……僕も普通に離婚したんですけど」と昨年始まったばかりの結婚生活にピリオドが打たれていたことを唐突に報告。会場全体が大きなどよめきと悲鳴に包まれる中、相談を受けていたというこたけ正義感は「守秘義務がある」と弁護士らしく、その内容を明かさなかった。一平の離婚についてはネットラジオ番組「Gパンパンダのひとりじゃないよ」(GERA)の本日20時配信開始回で語られているので、気になる人はそちらをチェックしよう。 解散と離婚の話題が入り乱れ、ステージ上が混沌としてしまったため、土佐兄弟・卓也は「ゼンモンキーと一平にみんなで『がんばれー』って言おう!」と提案。観客からエールが送られる中、イヌコネクション杉浦が鬼気迫る声量と表情で「がんばれー!」と絶叫し、Aマッソ加納から「怖いよ!」とツッコまれていた。