男子生徒、犯行前日に包丁購入か 青森市中3・同学年切りつけ
17日午後、青森市の中学校で3年の女子生徒(15)が包丁で切りつけられ負傷した事件で、傷害容疑で逮捕された同学年の男子生徒(14)が犯行前日に市内の店舗で凶器となった包丁を購入していたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、男子生徒は休み時間、校内の被服室(家庭科室)に友人を介して被害生徒を呼び出し、用意した包丁で切りつけたという。女子生徒は首を切られ、身を守るためにできた傷もあった。切りつけた後、男子生徒も首にけがを負った。「刃物を持ってもみ合った」とおおむね容疑を認めているものの、供述に一貫性がない部分があるという。 逮捕容疑は17日午後1時ごろ、校内で女子生徒を包丁(刃渡り約15センチ)で切りつけ、首に全治約1週間の切り傷などを負わせた疑い。青森署は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて捜査を進めている。 男子生徒は19日、留置先の警察署から青森地検に送検された。