冬型事故か 北海道で事故相次ぐ 2人死亡 路面は凍結やシャーベット状態 美幌町・室蘭市
HTB北海道ニュース
冬型とみられる事故が相次いでいます。道内では4日、オホーツクの美幌町と室蘭市で車同士が正面衝突し、合わせて2人が死亡しました。
4日午前7時ごろ、美幌町の町道で軽バンと小型トラックが正面衝突しました。この事故で軽バンを運転していた美幌町の会社員・松浦英一さん(52)が心肺停止の状態で病院に搬送され、その後死亡が確認されました。トラックに乗っていた60代の男性2人も骨折の疑いで手当てを受けています。警察によりますと、当時の路面は一部凍結していたということで、どちらかが反対車線にはみ出したとみて詳しく調べています。
室蘭市では午前8時半すぎ、中島本町の市道で普通乗用車とスクールバスが正面衝突し、乗用車を運転していた室蘭市の無職・岡本妙子さん(72)が搬送先の病院で死亡しました。死因は外傷性ショックでした。 スクールバスには室蘭養護学校の児童・生徒含む14人が乗っていて、60代の男性運転手が軽いけがをして病院に運ばれましたが、他にけが人はいません。現場は片側1車線の坂道で、警察によりますと、当時は雪が降っていて路面はシャーベット状態でした。 警察は坂を下っていた乗用車が反対車線にはみ出したとみて調べています。
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