「ジョンニョン:スター誕生」ラ・ミラン“情熱を取り戻したい時にこの作品を見ると思う”
女優のラ・ミランが、「ジョンニョン:スター誕生」を通じて真の演技者であることを証明した。 韓国で昨年11月に幕を下ろしたtvN「ジョンニョン:スター誕生」で、ラ・ミランは1950年代に最高のカリスマ性をアピールするメラン国劇団の団長カン・ソボクとして熱演を見せた。キャラクターを呑み込んだような彼女のリアルな演技に、視聴者の熱い反応はまだ続いている。 ラ・ミランはプライドはもちろん、団員たちをリードするリーダーシップや包容力、人間臭いところまで備えたカン・ソボクを見せながら、キャラクターのストーリーに説得力を与えた。 特に後半、メラン国劇団が存続の危機に陥って失神したカン・ソボクの生気を失った顔、無力感の溢れる表情、むなしい眼差しで切に叫ぶシーンは、彼女の熱演で人物の苦しみと痛みがそのまま視聴者に伝わった。 2024年上半期には映画「市民ドクヒ」で笑い、感動、共感、痛快さを与え、下半期には「ジョンニョン:スター誕生」 で味のある熱演と重いインパクトを与えてくれたラ・ミラン。彼女の熱演に大衆の賛辞は続いている。 次はラ・ミランの一問一答だ。 ―― ラ・ミランさんとカン・ソボク、似ているところはありますか? ラ・ミラン:私とカン・ソボクは、自分の仕事に誰よりも愛情と誇りを持っていて、生き残る人が勝者だと思っている点、そして自分が守りたいと思ったら最後まで守る人だという点が似ています。 ―― 現時代にも必要なリーダーの品格、資質をカン・ソボクというキャラクターを通じてよく見せてくれたと思います。ソボクを演じながら重点を置いた部分は? ラ・ミラン:カン・ソボクを通じて、いかなる問題や妨害があっても揺れない硬さ、そうでありながらも柔らかい人物の内面を表現したかったです。 ―― メラン国劇団の団員だけでなく、現場のすべての俳優と親しいため演技の相性がよかったと思います。撮影現場での実際の呼吸はどうでしたか? ラ・ミラン:大変だと愚痴を言う人が誰もいませんでした。私もそうだったし、皆楽しみながら幸せでした。 ―― 団員をリードしなければならないカン・ソボク団長ですが、舞台上の団員を見るとソボクも心の一部では彼女たちと一緒になりたいと思っていたのではないかと思います。舞台を見るたびにどうでしたか? ラ・ミラン:本当に舞台上に上がりたかったです。カン・ソボクは団員たちを愛情たっぷりな視線で見つめながら、応援しなければならない役割であることは知っていますが、情熱は団員たちと同じでした。 ―― ラ・ミランさんが「メラン国劇団」のオーディションを受けるなら、挑戦したい役割はありますか? ラ・ミラン:できなくてもゴー! 夢は大きい夢を持つのがいいから、メラン国劇団のオーディションを受けるならどんな劇でも主人公役にチャレンジします。 ―― ラ・ミランさんにとって「ジョンニョン:スター誕生」は、どのような作品として残ると思いますか? ラ・ミラン:「ジョンニョン:スター誕生」は、私の記憶に長く残る作品です。私の人生とくっ付いているし、共感できる部分が本当に多かったです。これからも俳優を続けながら、大変だったり、ハードルにぶつかる時は、この作品を再び見ると思います。そして、自分の情熱を再び取り戻したい時も。
パク・スイン