【プライベーターのサブロク軽バン】昭和レトロなルックスに令和の最新カスタムが見事調和! 元祖「トール軽バン」ライフステップバン
約30年のDIYカスタム進行形! 昭和サブロク軽バンの名車極めれり!! BASE CAR:ライフステップバン/1974年型 【画像9枚】エンジンチューンUP&電動エアコン化で快適クルーズ、ナロードでINしたリアの極太タイヤ、現代的要素も息づく内装など、気になる元祖「トール軽バン」ライフステップバン 軽バンカスタム史におけるヘリテイジな名車といえば、日本のカスタムカー文化が開花した1970年代から手ごろでファンシーな素材として人気を得ていたホンダのステップバン。 現在のN-VANの源流をいくトール軽バンのパイオニアだが、新車時は画期的なスタイルが受け入れられず、短命で消えた“登場が早すぎた軽貨物車”だったのが実のトコロ。 だが、’74年の生産終了後に中古車市場にあふれた個体に白羽の矢が立ち、イジりがいのある昭和サブロク軽として永きに渡って愛され続けているのだ。 ビビッドなイエローが映えるコチラのステップバンも、超ベテランプライベーターのオーナーが長年のDIYライフで熟成させてきた愛機。 解体屋で見つけたボロ車を格安で手に入れ、内外装&機関系をバリッとレストカスタムして路上復帰させたのは、現在還暦を越えたオーナーがまだ20代後半のころ。 そこから、長年にわたりコツコツ手を加えて進化を楽しんできたのがこの姿なのだ。 バイクのウェーバーキャブ流用のメカチューン心臓や、当時物スピードスターの深リム10インチを履く前後ナロードの足回りなど、独自で編み出した流用メイクや自作ワンオフ個所は数知れず。360ccのノーマルとは雲泥のスペックを秘めた快速仕様へと成熟させてきたのデス。 さらに近年では、現代にマッチした快適性能のアップデートに凝りまくりで、灯火類はオールLED化のうえ、イグニッションはプッシュボタン式のキーレス式に変更。 さらに電動コンプレッサー化によるエアコン装着で、真夏のドライブ対策も万全。 昭和レトロなルックスに、令和の最新カスタムが調和したミニマムな和製レストモッドを地でいく仕上がりに感服だ。 永遠のCIY進行形を自然体でエンジョイする姿勢にもリスペクトっす!! 『カスタムCAR』2023年3月号掲載 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
カスタムCAR 編集部
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