アビスパ福岡が赤い羽根応援サポーターに就任 地元福岡育ちの佐藤凌我「活動を広げるためにも最高の結果を」
J1アビスパ福岡が1日、全国一斉に始まった赤い羽根共同募金運動に協力する「赤い羽根応援サポーター」に就任した。同日、福岡市内で福岡県共同募金会から委嘱状を渡された同市出身の佐藤凌我(25)は「活動を広げていくためにも、最高の結果を残して今季を終えたい」と、4日の名古屋戦(ベスト電器スタジアム)を含む残り6試合での勝利を誓った。 ■ド迫力!! ロングスローの練習をするウェリントン【写真】 同会によると共同募金運動は新型コロナウイルスの感染拡大後、全国的に募金額が減少。昨年クラブ初タイトルとなるYBCルヴァン・カップを制し、社会連携活動を推進するアビスパ福岡に広報活動の協力を依頼した。500円以上の寄付をした希望者に返礼として、佐藤らの写真が入ったクリアファイルや、マスコットのアビーくんとのコラボ缶バッジなどが渡される。募金は高齢者や生活困窮者の支援活動などに使われる。 活動の告知ポスターにも登場する佐藤は「(プロとして)見てもらえる立場なので、より多くの人に知ってもらえるようにしたい。そのためにもすべてをかけて勝ちにいく」と決意。リーグ戦で11試合勝利がなく、4試合連続無得点のチームを救うためにも、自身にとって6月16日の鳥栖戦以来となるゴールを奪う覚悟だ。
西日本新聞社