天海祐希、主演映画で特殊メークに3時間 「祖母に似ていた」
女優の天海祐希（57）が12日、東京・雑司ヶ谷鬼子母神堂内の駄菓子屋「上川口屋」で主演映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」（中田秀夫監督、12月13日に公開）の宣伝開店イベントに共演の白山乃愛（12）、番家天嵩（11）らと出席した。 全世界累計発行部数1100万部を突破した作家、廣嶋玲子さんの人気児童小説シリーズの実写化で、不思議な駄菓子屋「銭天堂」を舞台に願いがかなう「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顚末を描く物語。 駄菓子屋の店主・紅子役の天海は特殊メークで原作のビジュアルを再現し「3時間ほどの特殊メークをしまして、とても楽しくドキドキしながら撮影しました。祖母に似ていた」としみじみ。撮影中は特殊メークの精度を維持するためにあまり食べなかったといい、「口が開けにくくて（メークが）剥がれるのが嫌で。どんどん痩せていくのに（特殊メークで）誰も気づいてくれなかった」と苦笑いした。 同作で銀幕デビューを果たした白山は「自分が大きなスクリーンに映っているのは初めてのことなので感動しました」と瞳を輝かせると、天海は「ハツラツとしたお芝居をされていて、とてもすてきだった」と称賛。 番家は「オーラもすごかった。紅子さんが目の前にいる感じでした」と大女優との共演に感激し、撮影について「知らない駄菓子もいっぱい置いてあって、全部欲しくなっちゃいますね。テストの答えが分かる（駄菓子）なんて、もう夢だから」と笑わせていた。
