大谷翔平が移籍後初タイムリー&開幕戦自身初のマルチ安打 ドジャース猛攻の勢いをさらに加速 直後にまさかのプレーも
「パドレス-ドジャース」(20日、高尺スカイドーム) ドジャース・大谷翔平選手は八回、4-2と試合をひっくり返し、なおも1死一、二塁で迎えた第5打席で左前適時打を放った。 【動画】大谷初タイムリーに大はしゃぎで喜びタッチしまくる大谷妻 味方打線が猛攻でゲームをひっくり返し、その勢いに乗った。左腕・モレホーンの内角直球を左前にはじき返し、一塁塁上では笑顔を見せた。開幕戦でのマルチ安打はメジャー移籍後初。記念すべき移籍後初タイムリーともなった。 リリーフ陣が最少ビハインドでゲームを終盤までつないだ。そして迎えた1-2の八回、T・フェルナンデスの移籍後初安打などで無死満塁と好機を拡大。ここで途中出場のK・フェルナンデスが左翼へ犠飛を打ち上げ試合を振り出しに戻すと、ラックスが一、二塁間へゴロを放ち、相手一塁手のミットを破壊する一打(記録は失策)を放ち勝ち越しに成功した。 さらにベッツも左前適時打で大谷につなぎ、背番号17もきっちりと役割を果たした。だがその後、一、二塁からフリーマンの右飛で一塁から激走した大谷は二塁ベースを越えるも、帰塁する際にベースへ触れずに戻ったため、ボールは二塁に送球されてアウトになった。 第2打席で初対戦となったダルビッシュから右前打を放った大谷。第1打席は遊ゴロ、第3打席は三遊間を破ると思われた打球が相手三塁手の好守に阻まれていた。第4打席は打ち損ねの投ゴロで一塁まで全力疾走したが、惜しくもアウトになっていた。 メジャー移籍後の2018年から開幕戦ではあまり結果を残せていなかった大谷。それでもオフに大型契約を結び、「勝つために」迎えた新天地の開幕戦でダメ押しタイムリーを放った。