【全米女子プロ】渋野日向子、5年ぶりメジャー制覇へ好発進 首位と2打差4位でしぶこスマイル
<米女子ゴルフツアー:全米女子プロ選手権>◇第1日◇20日(日本時間21日)◇米ワシントン州サハリーCC(6731ヤード、パー72) 【写真】練習ラウンドで最終調整する渋野日向子 渋野日向子(25=サントリー)は4バーディー、2ボギーの70で回り、首位と2打差4位と好発進した。 スタートからパーが続いた中、5番で約3メートルのパーパットをねじ込む。続く6番で初バーディーを奪って勢いに乗るかと思ったが、8番では3パットのボギーをたたき、イーブンパーで折り返した。 「途中流れが悪かったが、あきらめずバーディーが取れてよかった。(フェアウエーが狭いから)怖い部分もあるが、メンタル面で負けないようにと思った」 後半は開始の10番で第1打を右に曲げてボギーも集中力は切らさない。14番でバーディーを奪い、イーブンに戻すと、続く15番は約7メートルのロングパットを沈めて連続バーディーで、スコアをアンダーにした。そして最終18番パー5。残り94ヤードの第3打をベタピンにつけて、バーディー締め。2アンダーの70で第1ラウンドを終えた。ラウンド後は充実のしぶこスマイルを見せた。 フェアウエーキープ率が85・7%、パーオン率も72・2%とショットの好調も維持している。残り3日。まだまだパリオリンピックの出場権獲得の可能性も残る。「しっかり気を引き締めて、切り替えて頑張りたい」と冷静に言った。