真田広之が日本人初の主演男優賞受賞『SHOGUN 将軍』ゴールデングローブ賞で計4部門受賞の快挙達成
ディズニー製作によるドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』が、第82回ゴールデングローブ賞にて計4部門受賞を受賞した。 本作は、戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説『SHOGUN』を、『トップガン マーヴェリック』の原案を手掛けたジャスティン・マークスや、名優真田広之らハリウッドの製作陣が実写化。徳川家康をはじめとした歴史上の人物にインスパイアされた「関ヶ原の戦い」前夜、窮地に立たされた戦国一の武将・虎永と、その家臣となった英国人航海士・按針、そしてふたりの運命の鍵を握る謎多きキリシタン・鞠子らが繰り広げる壮大な“謀り事”の顛末を描く。 第82回ゴールデングローブ賞授賞式では、本作でプロデューサーを務め、徳川家康にインスパイアされた武将・吉井虎永を演じた真田広之がテレビドラマ部門の主演男優賞に、そして按針の通詞であり、虎永の下で戦乱の世を強く生き抜いた鞠子役のアンナ・サワイも主演女優賞に輝いた。また、主演の3人にも引けを取らない存在感を発揮した野心家・樫木藪重役の浅野忠信もエミー賞では受賞を逃したが、ゴールデングローブ賞では助演男優賞を獲得し、史上最多となる3人の日本人が受賞の栄誉に輝いた。 なお、『SHOGUN 将軍』は、ほかにも全米の各賞で多数の受賞を果たしており、テレビ批評家協会賞で最高賞の番組賞を含む4部門、AFI賞でも番組賞、オンライン映画&テレビ協会賞で作品賞、主演男優賞など17部門、国際オンライン映画賞でも作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞を含む9部門など、獲得した全米各賞は60冠にも及ぶ。 そして、アカデミー賞前哨戦の重要な賞のひとつと位置付けられている北米の映画批評家賞、第30回クリティクス・チョイス・アワードにおいても、そのテレビ部門(ドラマシリーズ)で作品賞・主演男優賞(真田広之)・主演女優賞(アンナ・サワイ)・助演男優賞(浅野忠信、平岳大)・助演女優賞(穂志もえか)がそれぞれノミネートされ、同賞での本年度最多となる5部門6ノミネート。こちらの授賞式(日本時間2025年1月13日(月))も注目されている。 併せて、各受賞者からのコメントが到着した。 <受賞コメント> ■真田広之(プロデューサー/吉井虎永 役) ゴールデングローブ賞に私を選んでくださり、ありがとうございます。素晴らしいノミニーの方々と一緒にここにいられることをとても嬉しく思います。そして、FX、ディズニー、Hulu、そして『SHOGUN 将軍』のキャストとクルーの皆さん、この素晴らしい旅を共有してくれてありがとう。そして、私の人生に関わってくれたすべての人に感謝を伝えたいです。皆さんのおかげで私はここにいます。そして、世界中の若い俳優やクリエイターたちに伝えたいです。自分らしくいてください。自分を信じて、決してあきらめないでください。頑張ってください。ありがとう。 ※なお真田広之からは、受賞後のスピーチとは別コメントも到着。 この度は『SHOGUN 将軍』にて、栄えあるゴールデングローブ賞を賜り、大変光栄です。 長い旅路の果てにこの様な結果が待っていようとは、撮影中には想像も出来ませんでした。 全ては皆で力を合わせた賜物と、関わった全ての方々に感謝いたします。 そして作品を応援していただいた世界中の視聴者の皆様に、心より御礼申し上げます。 今後とも、『SHOGUN 将軍』をよろしくお願いします。 ■アンナ・サワイ(戸田鞠子 役) 感謝したい人がたくさんいますが、手短に言わせていただきます。私に投票してくださった皆さん、ありがとうございます。私ならキャシー・ベイツに投票しますが。 素晴らしい脚本家たちにも感謝したいです。素晴らしい脚本がなければ、私たちは最大限のパフォーマンスを発揮することはできなかったでしょう。他の皆さんにも心より感謝したいです。ありがとうございました! ■浅野忠信(樫木藪重 役) みなさん、私のことを知らないかもしれませんが、私は日本の俳優です。私の名前は浅野忠信です。 いま日本で撮影中なので、授賞式が終わったら今夜すぐに東京に戻って、明日から撮影をしなければなりません。そんな僕に大きな大きなプレゼントをいただきました。ありがとうございます! 『SHOGUN 将軍』チームのみなさん、本当にありがとうございます! <作品情報> 『SHOGUN 将軍』 Disney+「スター」にて独占配信中