歌姫ローリン・ヒル、バンドメンバーからの訴訟を非難 「嘘と中傷が満載」経済的援助に感謝なく「特に残念」
歌手のローリン・ヒル(49)が、フージーズで共に活動したラッパー、プラーズからの「絶望的で不幸な」訴訟を非難した。昨年のツアー短縮と「ミスエデュケーション・アニバーサリー」コンサートシリーズのキャンセルを巡り、プラーズから詐欺や契約違反で訴えられている。今回発表された声明の中でライブ経費のほとんどを自分が出し、プラーズがお金を必要としていたため、もう一人のメンバー、ワイクリフ・ジョンと共に前金を放棄したと主張している。 【写真】フージーズで共に活動したローリン・ヒルを訴えたプラーズ 一方で、バラエティが入手した裁判書類の中で、プラーズはローリンが昨年のツアーのセットアップ、マーケティング、予算を著しく誤って管理し、自分自身のために大金を稼ごうとする悪巧みだったと非難している。 またローリンによる「受託者違反と監査拒否」を主張。ツアー後半を突然キャンセルする前に「架空の経費で肥大化し赤字になるよう設計されたような予算」をコントロールしていたとしている。 さらにプラーズはフージーズとしてコーチェラ・フェスティバルへの出演料500万ドル(約7.3億円)が提示されたにも関わらずローリンがそれをメンバーに告げず、ノー・ダウトがトップバッターを務めたことで自尊心が傷つけられたローリンがオファーを勝手に断ったとした。 ローリンの弁護士は、プラーズからの「絶望的で不幸な」訴訟は「嘘と中傷が満載」と主張した。前回ツアーでの過剰な前払いというローリンの経済的援助を何の感謝の意も示さないことは「特に残念」だとし積極的に弁護し打ち負かす姿勢を見せている。 そして、ローリン自身は「事実」として箇条書きされた長い声明を発表。プラーズが他の訴訟にも関与していることで強迫状態にあり、判断力、精神状態、性格に影響を与えていると理解し今まで沈黙を押し通してきたこと、前回のツアーでプラーズから「自分の人生を救ってくれた」と感謝されたこと、今もプラーズに同情していて、物事がうまくいくよう願っていることなどを述べている。 (BANG Media International/よろず~ニュース)
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