中土佐町でキャッシュレス決済始まる 利便性向上と業務負担軽減を目指す【高知】
RKC高知放送
高知県中土佐町は町民へのサービス向上の一環として、デジタル地域通貨を使ったキャッシュレス決済を1月8日から始めました。 中土佐町が町民の利便性の向上と職員の業務負担を軽減しようと高知信用金庫と連携して8日から始めたのが、キャッシュレス決済のサービスです。 デジタル地域通貨「ジモッペイ」を使った決済サービスは、中土佐町の本庁舎や支所など町内8か所の施設で利用でき、8日はさっそく池田町長が利用していました。サービスでは専用のアプリを登録し金額をチャージすることで、住民票の発行手数料や久礼保育所での一時保育の利用料、町の美術館の入館料などを二次元コードから決済できます。 地域通貨ジモッペイはこれまでも民間での利用はありましたが、県内の自治体が導入したのは中土佐町が初めてで、高知信用金庫がサービスの導入費用や利用料、決済の手数料を無料で提供しました。 高知信用金庫では少子化や過疎化が進む中で、住民サービスの維持や自治体の支援に貢献していきたいとしています。