《ブラジル》天皇誕生日祝賀会に約30人 天長節の歌で地球の反対側から皇室の弥栄願う
徳力啓三元会長も「ブラジルからの皇居勤労奉仕団に3回参加させてもらい、『自分は日本人だ』としみじみ感じた。この会は日本のことを学ぶ会になってほしい」と述べた。最後に山本恒夫さんの「万歳、カンパイ、ビーバ」という音頭で乾杯し、細井真由美さんの手作り料理の数々と持ち寄り品で和やかな昼食会となった。 参加者最年長の92歳、太田韶彦さん(あきひこ、東京都出身)は「1967年に上皇上皇后陛下御夫妻がブラジルにご訪問された際、文協の廊下でお迎えをし、こちらに会釈を賜った。あの時は本当に感激した。世界最古の王室である皇室は本当に在り難い存在だ」としみじみ述べた。 昨年12月から当地在住の建築士・中野正尊さん(まさたか、63歳、東京都出身)も「駐日ブラジル大使と仕事の関係で縁があり永住権をもらうことができた。来たばかりでこのような会に出席でき、とても感激している」と喜んだ。