センバツ21世紀枠候補 東播磨を表彰 副主将「今は通過点」 /兵庫
第93回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催)の21世紀枠で近畿地区の候補校になった県立東播磨高校(稲美町)で15日、表彰式があり、花牟礼紀仁・毎日新聞姫路支局長から熊谷海斗副主将(2年)に活躍をたたえる盾が、手渡された。 熊谷副主将は「甲子園を目指して練習をしているので今は通過点。選ばれて良かったと思われるチームにしたい」と意気込んだ。花牟礼支局長は「県大会で準優勝した実力を更に高めるよう、練習に励んでください」と激励した。 チームは専用グラウンドがないが、打撃練習にテニスボールを使うなど工夫。コロナ禍で全体練習ができなかった休校中は指導者と選手がLINEを使って、コミュニケーションを重ねた。チームの一体感が強まり、学校の再開後も続けている点が評価された。 21世紀枠は全国9地区の候補校から、2021年1月29日の選考委員会で3校が選ばれる。【後藤奈緒】 〔神戸版〕