敵キャラなのに大人気!「葬送のフリーレン」断頭台のアウラに「自害しろ」の名場面
大ヒットアニメ「葬送のフリーレン」で、敵キャラでありながらフィギュア化がいち早く決定したアウラ(CV:竹達彩奈)。陰の人気キャラである彼女の最大の見せ場といえば、なんといっても第10話でフリーレン(CV:種崎敦美)に敗北した際の悲痛な表情だろう。 2023年秋から放送スタートしたアニメ「葬送のフリーレン」は、「週刊少年サンデー」(小学館刊)で連載中の、原作・山田鐘人氏、作画・アベツカサ氏による同名漫画が原作。勇者たちが魔王を倒したその後の世界を舞台に、魔法使いのフリーレンが、仲間との別れを経験して“人を知るための旅”に出るファンタジーだ。 毎話放送後、関連ワードがいくつもX(旧Twitter)でトレンド入りするほどの盛り上がりを見せ、“神アニメ”との呼び声も高い「葬送のフリーレン」。物語に登場するアウラは、魔力が自分より劣る相手を永遠に操る《服従させる魔法(アゼリューゼ)》の使い手である大魔族で、“断頭台のアウラ”の異名で恐れられてきた。人気投票でベストテンにランクインしたほか、今年2月には敵キャラでありながらフリーレンとフェルン(CV:市ノ瀬加那)とそろってフィギュア化が決定するなど、高い人気を誇っている。 アウラの印象的なシーンと聞けば、第10話を思い出す人が多いことだろう。アウラはフリーレンを魔法で支配しようとしたが、圧倒的な実力差によって、逆にフリーレンに服従させられてしまった。「アウラ、自害しろ」と命じられて、アウラは「ありえない……この私が……」と涙しながら剣を自分の首に当てた。 アウラの悲痛な表情が心に残った視聴者は多いようで、「アウラの絶望の顔といいまじで最高だ」「『断頭台のアウラ』に自分の首を斬り落とさせるの、最高に皮肉が効いていていいな」「魔族はよく人を欺くけど自分らが欺かれるとは思ってないんだな」と反響が続出した。 (C) 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会