売り場面積を拡大し、地元の農産物などを販売する

　北上市黒岩のくろいわ産地直売所は、31日に移転オープンする。敷地内にある学童保育所だった建物に移転し、売り場面積を拡大。開店に合わせ、特売や郷土芸能の上演などが行われる。運営するNPO法人あすの黒岩を築く会（菅原敬夫理事長）では、拠点施設の新装に伴う地域活性化に期待している。 　同産直には地元を中心に市内の約70人が出品し、特産のリンゴや黒岩めでた米、トマト、サトイモのほか、野菜や加工品、菓子、種苗などを販売している。 　新店舗は、これまでの産地直売所の向かいで、食品加工や飲食提供などを担う「黒岩わくわく夢工房」と棟続きの建物。もともとは学童保育所だったが、黒岩小学校が2023年3月に閉校となったことから新たに産直施設として活用する。 　営業時間は午前10時～午後4時。問い合わせは同法人＝0197（64）7528＝へ。