長さ43㍍重さは約250トン 巨大な橋桁の移動に密着!広島新駅ビルの2階に乗り入れる駅前大橋線 「一生に一度あるかないか」沿道にはこの日のために帰省した学生も
末川徹記者 「1時間が経過しました。橋げたがかかりまして、台車が外されました。車やトラックが通る上を路面電車が走る。改めて、橋げたの迫力が伝わってきます」 この日の作業は、翌朝5時ごろまで続き、無事に終えました。 工事の担当者 「橋梁3つのうち、1つ目がかけられた。大きな一歩を踏み出した」 新しい広島駅の誕生に向け、地元の期待がかかるなか、大がかりな工事は17日も慎重に進められています。 ■「駅前大橋線」は来年春から 新ルートは? 駅前大橋ルートの高架区間は、259㍍です。16日夜、大洲通りの橋げたがかかりました。 まだ、橋げたの工事が2つ残っています。これらがすべて完成してから、ようやく線路が敷かれます。 2025年春に開業したら、広島電鉄のルートが大きく変わります。比治山から稲荷町交差点を通って、広島駅に向かうのが、「駅前大橋ルート」です。 これまで、例えば八丁堀から駅に移動する場合、遠回りしなければなりませんでした。 最短距離で通すことで、▽移動時間が約4分短縮▽駅周辺を高架にすることで、道路の渋滞も緩和できることが期待されています。
中国放送
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